米トランプ政権による世界経済の先行きの不透明感から、比較的安全資産とされる金の需要が高まっているとみられる。関税政策をめぐる混乱のなか、これまで逃避先として買われてきた米国債が、「投げ売り」状態となり急落。トランプ政権が相互関税を発動から13時間で部分凍結したのは、金融リスクを意識したからとの見方も広がっている。