だが、「劣等人種」というタームも、人類を人種の違いで序列化する構想も、それが誕生したのはアメリカだった。ナチス史研究家で『絶滅戦争』の著者エゴール・ヤコヴレフ氏はスプートニクの特別企画で、20世紀前半の「劣等人種」論は誰が唱え、いかにプロパガンダに使われたかを解説する。【第7話】ナチスのプロパガンダは西部劇の美学をいかに模倣したか