米財務省は2回目の日米交渉に参加したベッセント財務長官とラトニック商務長官、グリア通商代表による声明を発表した。声明では、日本の迅速かつ積極的な関与を歓迎するとともに、建設的な協議の中で赤澤経済再生担当大臣に対し、関税と非関税障壁、経済安全保障の重要性、それにそのほかの懸念事項を強調している。その上でベッセント長官は、日米間の強固な2国間関係を再確認し、実務者レベルでの協議を直ちに開始すること、閣僚級会合を近く開催することで合意したとしている。