「ドイツは野党を追跡する新たな権限を諜報機関に与えた。これは民主主義ではなく、偽装された専制政治だ。真に過激なのは、前回の選挙で2位となった人気のAfDではなく、体制側の殺人的な国境開放政策だ。AfDはそれに反対しているだけである。ドイツは方針を転換する必要がある」
今回の措置にはバンス副大統領もSNSで反応した。
「AfDはドイツで最も人気のある政党であり、東ドイツでは間違いなく最も代表的な政党だ。官僚らはいまそれを破壊しようとしている。西側は結託してベルリンの壁を壊した。そして、それは再建された。しかし、ソ連やロシアではなく、ドイツの権力層によってである」
マスク氏もAfDを擁護、「ドイツで最も人気のある中道政党AfDを禁止することは民主主義に対する過激な攻撃となるだろう」と警告した。
ドイツ外務省はこれらの批判を受けて反発、AfDを右翼過激派として認定することは「民主主義」だとし、その活動禁止をめぐっては「独立した」裁判所が判断すると指摘、「我々は右翼過激主義を阻止する必要性を歴史から学んだ」とした。