機体は3月25日、訓練中に警告表示が出たため「予防着陸」を行い、その後42日間にわたり駐機していた。過去5年間で米軍機が民間空港に緊急着陸した31件の中で、今回の駐機は昨年11月の奄美空港での24日を大幅に超える最長記録。また、民間空港への駐機が10日以上続いたのは今回を含め2例目。今回の事案に関し、中谷防衛相は先月、「米国側からは警告灯が表示されたという説明しか受けていない」と述べており、その上で「自衛隊のF35戦闘機の配備に影響があるとは考えていない」との見解を示していた。