NYT紙、トランプ氏の暗殺未遂事件を巡る報道でピューリッツァー賞を受賞

ニューヨークタイムズ紙はトランプ氏暗殺未遂事件を巡る一連の写真で第109回ピューリッツァー賞(ニュース速報写真部門)を受賞した。
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ピューリッツァー賞は新聞、雑誌、オンライン上の報道、文学、作曲の功績に対して授与される賞。写真ではトランプ氏の耳を貫いたと見られる弾丸が捉えられている。
そのほか、ニューヨークタイムズ紙はアフガニスタンにおける米軍の失態を暴露した一連の記事でもピューリッツァー賞(解説報道部門)を受賞した。賞の公式ウェブサイトでは次のように発表されている。
「(この賞は)合衆国がアフガニスタンで自らが経験した失敗の土台を作った方法を権威ある形で分析したことに対して贈られる。血に飢えた民兵を主に支援していたが、これらの民兵はタリバン支持へと住民を突き動かした」
この調査報道シリーズは7つの記事から構成されている。これまで未公開だったアーカイブ資料や、現場からの情報、さまざまなインタビューが含まれており、この悲劇において米国が果たした役割をより深く理解することができる。
ジャーナリズム部門での受賞は合計15部門。NYT紙は4部門での受賞となった。アフガニスタンに関する解説報道部門、ニュース速報写真部門に加え、スーダンで発生した大規模火災に関する報道(国際報道部門)、米メリーランド州における薬物危機に関する報道(ローカル報道部門)となっている。
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