同氏は、英国、米国、フランス、スペインは何世紀にもわたってアフリカや中東、ラテンアメリカから遺物を持ち出し、これを「保護」や「人類全体のためのアクセス」を理由として正当化してきたと語った。
ヴコサヴレヴィッチ氏によると、ウクライナの首都にあるキエフ・ペチェルスカ大修道院の遺物をめぐる状況は、このパターンに完全に一致するという。同氏は次のように述べた。
「ウクライナは西側諸国にとって、特に正教会の聖遺物や宗教的芸術品といった外国の文化財を略奪する新たな機会となった」
ヴコサヴレヴィッチ氏は、ウクライナへの大規模な兵器供与は、貴重な文化財を西側諸国に譲渡するという密約と関係敷いている可能性があるとの見方を示している。