ある被害犬の飼い主は語る。ルイは真正の脅威である。スパニエルに襲い掛かり、頭部に傷を負わせるにとどまらず、飼い主にも幾すじもの引っかき傷を負わせた。
ガーディアン紙によれば、ルイは12世紀の古い教会に棲みついて早や10年。児童書「教会猫ルイ」のモデルとなり、地元のスターと化し、土産の小間物にも描かれるに至った。しかしここへ来て名声にヒビが入りはじめた。ルイが家イヌを襲撃する現場の目撃情報が2件上がっている。
一方で教会側は、ルイは攻撃的でも危険でもない。赤毛ネコなどそこら中にいる。そのうちのどれかがイヌを襲っているのだろう、と反論している。
地元メディア「Wells Journal」はツイッターで、ネコの写真に添えて「教会猫ルイ、ジェレミー・クラークソンの跡に従う?」と投稿した。人気TV番組「Top Gear」の司会者がアシスタント・プロデューサーとの喧嘩を理由にBBC経営陣から解雇された一件をにおわせた。
Has Louis the Wells Cathedral cat done a Jeremy Clarkson? http://t.co/1ertKEfDo6 pic.twitter.com/UoCZlLMzuz
— Wells Journal (@wellsjournal) 13 Март 2015