ケリー国務長官は、CBSテレビのインタビューの中で「最終的に我々は、先に米国政府が取っていたものとは違う方針をとり、合意しなければならなくなるだろう」と認め、次のように続けた―
「米国は、アサド大統領が、シリア国内ですでに4年も続いている内戦の停止に関する交渉をせざるを得なくなるよう、あらゆる事をしている。
当事者すべては、軍事的手段で紛争を解決する事は出来ないと理解している。アサド大統領を交渉のテーブルに座らせるため、我々は、皆が政治的解決法を模索する用意がある事を彼に示し、それによって交渉実施に関する彼の立場を変えるつもりだ。
米政府は、シリアにおける紛争を政治的手段により終結させるための試みを再開させるため、努力している。」
ケリー国務長官は、このように述べたが、実際どのような努力をしているのかについては触れなかった。
なお長官の発言に対し、シリア当局はまだ、何の反応も見せていない。