行進実施が公的に許可されたことについて、ラトビア国内で激しい論議が持ち上がった。多くの市民は武装親衛隊を讃えることはナチズム賛美と同じと捉えている。
ロシアテレビは、ナチズムに反対する米国のサイモン・ウィーゼンタール・センターのエフライム・ズロフ所長にインタビューを行なった。
リガの行進を見守っていたズロフ所長はこれに対し、「この人々は第三帝国の勝利のために戦っていた。第三帝国とは人類史上最も大規模なジェノサイドを行なった張本人だ。このこと事態がすでに、なぜ、この人々を英雄化してはならないかという理由である。この者らは、自分らこそが独立国ラトビアの建国を助けたのだと我々に信じ込ませようとしているが、ここには真実のかけらもない」と語っている。