ロシア農業監督庁のセルゲイ・ダンクヴェルト長官は「ハンガリー、ギリシャそしてキプロスからロシア市場への生産物供給が、輸入禁止措置解除後初めて再開される」と伝えた。
長官は、次のように述べた―
「我々は現在、ハンガリー及びギリシアそしてキプロスへの監督官の派遣を検討中だ。彼らは、ロシアの輸入禁止措置解除後、これらの国々が自国の生産物を直ぐに輸出できるよう供給者の監査を行う。
輸入禁止制限の解除後、ロシア農業監督庁は、EUの専門家が検査した企業からのみ生産物の供給を許可する。これは、供給停止が長期にわたっていることに関係するものだ。」
3月1日、ギリシアは、ロシアに対し、オレンジやイチゴ、桃の輸入禁止を解除するよう求めた。これに先立ち1月16日、欧州委員会は、ロシア農業監督庁に対し、畜産品やジャガイモの供給を許可するよう求めている。又欧州委員会は、高級食材、高級乳製品、肉・内臓・脂肪類などの輸入再開を提案した。