クラークソン氏はこれより前、プロデューサーと揉め事を起こし、司会を降板させられており、「トップ・ギア」も放送停止となっていた。BBC放送では「トップ・ギア」は最高視聴率番組のひとつ。
「トップ・ギア」の看板司会者の擁護にはケメロン首相をはじめとするファンたちが立ち上がり、クラークソン氏の司会再開を請願書にはほぼ100万人の署名が集まっている。
CNNの報道では、クラークソン氏のファンのひとりは同氏擁護に独創的な手段を行使し、「トップ・ギア」に「スティグ」の名で登場する匿名の実験レーサーの格好に扮してBBC本社に戦車で乗りつけた。戦車の車体には「クラークソンを返せ」と書かれており、戦車砲はBBC本社に向けられていたという。