ТСН.uaの報じるところによれば、開発者らは作品に反戦のメッセージをこめたということだ。
「このゲームで我々は何らかの政治的立場を強制したり、暴力や紛争へ唆そうとしているのではない。反対に、我々の目的は、ウクライナ紛争についての知識を高めることにある。紛争の凄惨さが、思考を深める触媒になるはずだ」と開発者ら。
開発者らによれば、一部の国が世界に新たな冷戦が訪れたと語っている。しかしウクライナ東部の一般市民を本物の戦争が脅かしているのが現状だ。既に紛争と戦闘で5000人が死亡している。
「ドネツクをめぐる戦いにおいて、あなたは司令官を務める。この人々の命をもってゲームをする司令官を。あなたは兵員の配置を定める。あなたは勝利できるだろうか」と開発者らはユーザーに問いかける。ゲームでは、どちらの側をとろうとも、どちらにせよ敗北する。コンピューター戦闘の終わるごとに、画面には一般市民が紛争で何人死んだかという数が表示される。
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