ネムツォフ氏殺害の依頼主は誰か?言語学者が捜査に参加

© Sputnik / Iliya Pitalev政治家ネムツォフ氏殺害現場、モスクワ川橋のたもと
政治家ネムツォフ氏殺害現場、モスクワ川橋のたもと - Sputnik 日本
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言語学の専門家らが、ネムツォフ氏に送られたメッセージ・テキストの中に記録されている人々のデータを調査し、殺害あるいは危害を加えると脅迫した輩がその中に含まれているかどうか、重要な答えを出すことになる。新聞「コメルサント」が報じた。

捜査関係者筋の情報によれば、ネムツォフ氏の「かなり広範な」メールでのやり取りのテキストがチェックされた。一連のものが、疑わしいものと指摘された。ネムツォフ氏に直接的な脅迫は届かなかったが、一部の人々は、彼の活動にかなりの危機感を感じていたようだ。ネムツォフ氏に対する、そうした人々の発言は、時に過剰に感情的なもので「礼儀作法の枠」を大きく超えていた。
新聞「コメルサント」は、捜査班の説として「メールの内容から判断して、ネムツォフ氏の死を願ったのは、イスラム過激派武装勢力だけではなく、ネムツォフ氏の野党政治家への復帰を快く思わなかった彼の知り合いの中にもいた可能性がある」と指摘している。
ネムツォフ氏は、エリツィン時代に政府の要職を歴任したが、その後、在野勢力に移った。氏は、今年2月28日深夜、モスクワ中心部で、何者かにより銃撃され亡くなった。

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