「スプートニク」日本語サイト オープン:札幌テレビの山内康次 モスクワ支局長へのインタビュー

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3月20日、「スプートニク」の日本語サイトがオープンした。「スプートニク」は、リア・ノーヴォスチ通信と国際ラジオ放送「ロシアの声」が合体して生まれたもので、「他が伝えないことを伝える」をキャッチフレーズとしている。

以前から「スプートニク」英語サイトをご覧になっていたという札幌テレビの山内康次モスクワ支局長にお話を伺った。

ー 支局長は「スプートニク」の英語サイトをよくご覧になっていたということですが、「スプートニク」の情報は、支局長のお仕事にとって参考になっていますか?

支局長:普段から支局にはロシア語で次々とニュースが入ってきます。私も自分で辞書をひきながらロシア語のニュースをみますが、より間違えのないようにするために英語でもチェックしています。ロシア語だけでなく、英語でも発信されており、世界では英語を使われている方が多いと思うので、英語のサイトを活用されている方も多いのではないかと思います。

ー3月20日から日本語サイトがデビューしました。始まったばかりで至らぬ点が多いと思いますが、情報を発信していく専門家、先輩として、率直なご意見、ご感想などをお聞かせください。

支局長:今は特にウクライナ問題などを巡ってロシアと西側諸国の意見が対立する場面がよくあるので、ロシア側が何をどう言いたいのかということをどんどん発信していただければと思います。特に私が興味を持っているものや、日本に伝える機会が多いものは、プーチン大統領、ペスコフ報道官、ラヴロフ外務大臣などの発言です。このような発言をどんどん載せてもらえればと思います。また例えば先日、クリミアを巡ってプーチン大統領が核兵器の準備を命じていたというような発言がありました。このようなニュースは日本で大きく報じられています。鳩山元総理もクリミアを訪れ、日本でも連日取り上げられました。ロシアが鳩山氏のクリミア訪問をどのように伝えているのか、といったところに日本の方々は興味を持っていたと思います。

ー 支局長は、ロシアに近い札幌のテレビでお仕事をされていらっしゃいましたが、北海道も含めて日本の皆さんは、「スプートニク」の日本語サイトや放送を通じて、どのような情報を知りたいと思っているのでしょうか?

支局長:私は日本の中でも特に北海道を中心に取材をしてきましたので、日本と関わりのある部分を知りたいなと思います。例えば、北海道や日本海側の町にとっては、極東の情報が非常に重要です。例えば、サハリンや沿海州でどのようなものが流行っているのか、需要があるのかという情報も大切ですし、政治的なものでは、平和条約交渉に関するもの、そしてクリル発展計画、サハリン州や、日本のいう北方領土の開発状況、流し網の禁止法案の審議の行方なども発信してもらえればと思います。

ー お忙しい中、ありがとうございました。

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