イエメン大統領を支持してウクライナ大統領を1年前に支持しなかった米国は、ダブルスタンダードであった。ラヴロフ外相の発言をロシアのメディアが伝えた。
「月並みな言い方だが、ダブルスタンダードと言わざるを得ない。もちろん、ウクライナ危機もイエメン危機も、起きてほしくはなかった。どちらの場合でも、国民的な和平に持っていくべきだった」と外相。
ラヴロフ外相によれば、もし昨年2月22日、ヤヌコヴィチとウクライナ反体制派が合意を結んだとき、欧州と米国が反体制派に圧力をかけ、大統領との間に結ばれ・しかし破棄された合意を回復するよう要求していたならば、ウクライナ危機は起こらなかった。
「イエメンにおいては米国はそれと対極的な行動をとっている」とラヴロフ外相。
© Sputnikイエメンにおける軍事作戦
イエメンにおける軍事作戦
© Sputnik