イエメンの首都サナアでは28日にかけての深夜、フーシ武装勢力の対空防衛隊が有志空軍連合の軍機を撃墜した。地元マスコミの報道ではパイロットは捕虜に捕られている。イエメン南部ではサウジアラビアのパイロットらは米軍に救助される一幕も。パイロットらはアデン湾上空で戦闘機F15から脱出。機内で技術上の問題が生じたのではないかと見られている。
サナアでは空爆が続いている。テレビ「ロシア24」の報道では28日にかけての深夜、有志空軍連合は弾薬庫を空爆。
これより前、サウジアラビアとエジプトはイエメンでフーシ派への地上戦開始の構えを表していた。爆撃後、直ちに歩兵隊を出す計画。これに対し、フーシ側のリーダーはイエメンで反撃を行うための民族戦線形成を呼びかけた。