手術が行われたのは、ケンブリッジシャーのパップワース病院。
ドナーの止まった心臓は蘇生され、ロンドンに住む60歳のフセイン・ウルカンさんに移植された医師たちによると、術後の経過は良好で、患者の回復は早く、すでに患者は正常だと感じているという。
医師たちは、手術の成功が医学革命を起こし、新しい心臓を必要とする全ての患者の生活が保障されることに期待している。
現在の推計によると、この技術は臓器移植を25パーセント増加することを可能とする。
通常、心臓移植に用いられる心臓は、脳死したが心臓は動いているドナーから提供されるが、英国で行われた手術は、心臓と肺が停止したドナーから提供された。このようなドナーはより簡単に見つけることが可能だが、作業はより困難となる。