同性カップルは「パートナー同士であることの証明書」を受け取ることが出来る。カップルが家族関係を構成していることの証明となるものである。これまで同性カップルは住居の賃貸の際に同棲を認められなかったり、病院を訪れる許可が出なかったりした。条例によって、こうした問題が回避されることが期待されている。証明書を否認した企業は公共的な制裁を受けるとされている。
ただし、証明書は、婚姻関係の証明書として、全能に機能するわけではない。後者と違い、前者は法的な力をもたない。ともかくも、条例は多数の賛成により採択され、4月1日より発効する。しかし、いつ同性カップルが証明書を受け取れるようになるのかははっきりしていない。
日本の同性カップル、異性婚と同様の地位を認められる
© Flickr / Kevin Wongレインボーフラッグ
© Flickr / Kevin Wong
サイン
東京都渋谷区議会は全国に先駆けて、同性カップルに異性間の婚姻関係と同様の地位を与える条例を採択した。共同通信が伝えた。