早老症の正式な病名はハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群。体内組織は通常の8倍の速度で老化するという稀有な病気で、例えば少女が17歳に達すると肉体年齢は104歳の老女になってしまう。
医師らはヘイリーさんは13歳までしか生きられないと診断していたが、ヘイリーさんはそれより4年長い人生を全うした。ヘイリーさんは最近、米国で新薬の治療コースを受けていたが、肺炎にかかり、本国への帰国を余儀なくされていた。
ヘイリーさんは14歳で自叙伝を表し、病についてのドキュメント映画にも出演していた。ワシントンポスト紙の報道では、ヘイリーさんは多くの場所を訪れ、チャールズ皇太子や歌手のカイリー・ミノーグさん、ジャスティン・ビーバーさんとも会っている。
早老症は皮膚、体内組織に変化を起こす稀有な病気。世界で80人がこれに罹患している。