メドヴェージェフ首相は6日午前、ベトナムのズン首相と会談した。その後、フォーマットが拡大され、話し合いが続けられた。双方は、自由貿易圏創設に関する原則的な問題について協議した。また原子力発電所の建設、自動車の組み立て、ルーブル通貨での決済などについても話し合われた。
メドヴェージェフ首相はベトナムを訪れ、まず初めに、亡くなった英雄たちの記念碑と、初代ベトナム大統領ホーチミン氏の廟に献花した。メドヴェージェフ首相のベトナム訪問は、あと2日続く。
その他、ロシアのメドヴェージェフ首相のベトナム訪問の過程では、BinhSon Refining and Petrochemicals社の授権資本の49%を獲得するための基本条件や、2015年の優先投資プロジェクトに関する作業グループの行動計画にも署名がなされた。
ロシアとベトナムは、メドヴェージェフ首相のベトナム訪問の過程で、石油・ガス部門の複数の協定にも調印した。特に、BinhSon Refining and Petrochemicals社の授権資本の49%の獲得に関する基本条件に署名がなされた。
文書に署名したのは、ロシアの石油企業「ガスプロム・ネフチ」の取締役会議長とベトナムの石油ガス公社の取締役会議長。「ガスプロム」とベトナムの石油ガス公社間の相互理解についてのメモランダムにも調印がなされた。
そのほかロシアとベトナムは、共同投資プロジェクトや、サービス分野での合意に関する覚書などを含む、一連の共同声明にも署名した。