またラヴロフ外相は、イランと6カ国の合意の政治パートの調印が遅れた理由は、制裁撤回問題などにおける西側のパートナーたちの立場にあったと述べている。
「西側のパートナーたちは自分たちにとって必要な立場にイランを固定しようとした。対してイランは、制裁についても同じだけ具体的であろう、日付や、規模、また、あなた方が我々を欺くことが無いように、どのような保証のもとに行うかを決めよう、と答えた。ここに至って西側のパートナーたちは用意のなさを露呈し、それにも関わらず、なお数日間、自分たちにとって必要なことを一方的に具体化しようと試み、イラン側の求めることはあの手この手で具体化を避け、参加者らや記者たちを疲れさせた。遅れの原因ということなら、これこそそれである」
外相はこのように述べた。