「ラトニク」はロシア軍の軍人の軍装である。「次世代の兵士用装備」とも言われる。「ラトニク」は、ナビゲーション、暗視装置、戦士の肉体・精神的状態の追跡、装甲や被服への先進素材の使用といった分野における最新の学術的成果を用いて戦場における一人ひとりの兵士の質を向上させる総合的プロジェクトの一環をなすものである
この軍装が最初に発表されたのは航空博覧会MAKS-2011においてのことである。2012年12月にはモスクワ郊外にある第27自動車化狙撃旅団の「アラビノ」基地で軍事的な試験が行われた。試験の結果、軍装は、軍司令官から肯定的な評価を受けた。
2015年初頭、「ラトニク」の最初のサンプルがロシア軍の装備に加えられた。ロシア軍は「ラトニク」を年間5万ユニットずつ取得する。