外相によれば、ソウルで14日、3か国外交・国防担当省の局長級会合が行われ、極東の安全保障問題が討議される。米国の機動的ミサイル防衛複合体THAADの韓国配備についても意見交換がなされる。THAADは北朝鮮の弾道ミサイルに対する防備をなすものとされているが、中国など一部の国がその配備に反対している。
また岸田外相によれば、ソウル協議のあと、16日には、今度はワシントンで、米韓日外務次官級協議が行われる。主に東アジア政策で3か国の協調性を強化することが狙いだという。
日本の朝鮮植民地支配の歴史に対する解釈の問題などでここ最近の韓国・日本関係は著しく冷え込んでいた。米国は様々なレベルで3か国協議を開催することなどによって極東における両同盟国の和解に努めている。