二週間にわたる合同演習期間中、ジェツト機8機程度が参加する戦闘訓練が行われるほか、敵の防空システムを中立化させる作戦の仕上げも予定されている。また米韓両国の空軍機は、仮想敵の基地に攻撃を加え、一方輸送機は、後方での任に当たっている特務部隊に武器や貨物を届ける訓練を行う。なお演習は、韓国全土の上空を網羅したものとなる。
レンハップ通信は、韓国国防省スポークスマンの言葉を引用し「同盟国である韓国と米国の空軍は、朝鮮半島での緊張が増大している中、現実的な条件下での共同軍事作戦に向けた準備を強化しなくてはならない」と報じた。
演習には103機の軍用機、兵員1400名が参加する。韓国空軍からは、F15K, KF16 及び F4E戦闘機が約50機、米国側からはF15, F16のほか、AWACS(早期警戒管制システム)を装備した航空機も参加し、その性能を披露する。