米国 イランの核問題で進展があるにもかかわらずロシア国境までのMD拡大を続ける

© REUTERS / Brendan Smialowski/Poolイランと「6者」はローザンヌでの協議
イランと「6者」はローザンヌでの協議 - Sputnik 日本
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ロシア外務省は10日、米国務省のハーフ報道官が最近表した、イランのミサイルプログラムが米国の「懸念」を呼んでいるとする声明についてコメントした。

ロシア外務省の声明では、米国と北大西洋条約機構(NATO)は、イランの核プログラムにおける進展に従って、独自のミサイル防衛プログラムのための新たな「根拠」を考案しようと努力している、と述べられている。

第43代米大統領のジョージ・W・ブッシュ氏が、欧州にミサイル防衛の「盾」をつくると発表したとき、ブッシュ氏はイラン側からの核脅威を引き合いに出した。しかし米国の政府関係者たちは、イランはもはや核の脅威ではないにもかかわらず、イランに対するミサイル防衛の「盾」の構築は続くと発表している。

米国務省のハーフ報道官は10日、米国はイランが保有する通常兵器を懸念していると発表した。米国は、欧州でのミサイル防衛システム構築の理由がロシアであることを否定している。ロシアは米国に対して、ロシアの核抑止力を無効化するために「盾」を使用しないことを法的に保証する文書を求めているが、米国側はこれを拒否している。

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