コメルサント紙によれば、3月5日、最有力の容疑者と見られるザウル・ダダエフ氏(殺人容疑)が、麻薬密売捜査の中で、マガス市から出るところを拘束された。本人の供述をもとに、同氏は保安庁に移送された。保安庁では氏はもはや麻薬密売でなくボリス・ネムツォフ殺害の一件で取り調べを受けた。3月7日、ダダエフ氏はモスクワに移送され、殺人容疑をかけられた。
この情報は、ダダエフ氏本人による、正式に逮捕される前に2日間拘束された、との説を裏付けるが、やはり氏本人による、黒服を着た謎の部隊が自分をさらった、との言葉を否定する。