シュタインマイヤー外相は、「もしロシアがG8に戻った場合、我々は国際協力の状況を向上できるが、ロシアはウクライナ問題解決に協力するとの意向を宣言しなければならない」と語った。
シュタインマイヤー外相によると、シリア紛争やイランの核問題などの国際問題を解決する場合に、ロシアの参加は不可欠だという。
2014年、G7諸国がクリミアでの出来事を背景に、ソチで予定されていたG8首脳会議に自国の首脳を出席させず、会場をブリュッセルに変えてロシア抜きで集まったあと、G8はG7となった。
ロシアのラヴロフ外相はこの件について、誰もロシアをG8から除外していないと指摘し、なぜならG8は、主要国の首脳たちが集まって相互に関心のある問題を協議する団体であり、「そこから追い出すことができるような何らかの機構ではなく」、除外の手続きに関するいかなるメカニズムも存在していないと述べた。