映像を撮影したのは、格納機内部の放射線量を測定するために投入されたロボット。
ロボットは任務を遂行したが、走行不能となった。しかしロボットは、廃炉作業に必要な貴重な情報を学者たちに提供した。ロボットは約3時間にわたって撮影を行った。もし人間が撮影した場合、約1時間で死に至るという。
放射線量は1時間当たり最大でおよそ11シーベルト。なお、人の50%致死線量は4シーベルト。
福島第1原発では3つの原子炉で核燃料が溶解し、放射能汚染の無限の源となっている。核燃料の位置の正確な把握や取り出しは、困難なものとなっている。