ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは、サイバー攻撃は犯罪だと指摘し、流出した文書の公開を非難した。
「ウィキリークス」は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの2万0200件以上の内部文書、約17万3000件の電子メール、約2200件のEメールを公開した。
「ウィキリークス」はプレスリリースで、「世間に知られているソニーの活動は娯楽の制作だ。一方で内部文書は、大企業ソニーが舞台裏でホワイトハウスとつながりを持ち(内部文書に米政府の1000件以上のEメールが含まれていた)、法律や政策に影響を与える可能性を持ち、米軍産複合体ともつながりを持っていることを示している」と指摘している。
サイトで報じられたところによると、ソニーはインターネット制作、海賊行為、貿易協定および著作権に関して積極的にロビー活動していたという。
サイトで公開された文書は、同社の代表者たちがこれらのテーマについて政治家たちと直接協議していたことを示している。そのほかメールのやり取りなどは、ソニーと米民主党との緊密な関係を物語っているという。
その他にも、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのマイケル・リントン代表取締役が、オバマ米大統領と一度ならず食事をしていたと指摘されている。