全ロシア世論調査センターの情報によると、ロシア人の7人に1人(14パーセント)が、同キャンペーンへ参加する意向を示していたという。なお、書き取り問題を出すのは、著名な俳優、政治家、アーティストたち。
「総書き取り」は、ロシア語能力の確認と、読み書き能力向上への関心を起こさせることを目的に毎年開かれている教育キャンペーン。
全希望者のための自発的な読み書き能力テストは、200年代初頭にノヴォシビルスク国立大学で発案された。「総書き取り」キャンペーンでは、無料、自発的な参加、(希望する場合は)匿名による参加、実施に関する専門的アプローチ、回答の評価、主催者と専門家委員会の無料奉仕が基本原則となっている。
同キャンペーンは始まってから12年の間に、国際的な規模にまで広がった。第1回目の参加者は150人だったが、今年は世界58カ国で開催された。外国の中で参加都市が最も多かったのは、米国だった。今年、米国の12都市がキャンペーンに参加した。なお2位はスペインで10都市、3位はキルギスとラトビアで、それぞれ8都市が参加した。
主催者側によると、多くの都市ではロシア語を母国語としない、ロシア在住の外国人や、外国でロシア語を学んでいる外国人なども参加したという。