安倍首相は、「両国の関係の発展は、日中両国・国民の利益であり、戦略的互恵関係を推進させていくことによって、地域や世界の安定と繁栄のために貢献していく必要性、認識において一致できたのではないかと思う。今後もさまざまな国際会議が予定されており、こうした機会を利用して首脳会談を行い、ともに両国関係を発展させていくよう努力していきたい」と述べた。NHKが伝えた。
またNHKによると、安倍首相は、「昨年11月のAPEC=アジア太平洋経済協力会議での首脳会談以来5か月ぶりだが、大変有意義な首脳会談だった。前回の首脳会談以来、日中関係は改善に向かっているが、今後、青少年を含め、さまざまなレベルで対話と交流を進め、両国関係の改善の流れを確かなものにしていきたい」と語った。