ロシア軍 ウクライナ領を迂回する鉄道建設を開始

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ロシア軍は、ウクライナ領を迂回し、ロシア連邦領内、具体的にはヴォロネジ、ロストフ両州を結ぶ鉄道の建設に着手した。ロシアのマスコミが、ロシア国防省のドミトリイ・ブルガーコフ次官の話として伝えた。

ジュラフカとミッレロヴォを結ぶ区間18キロができれば、ウクライナ領内を経由しないでロシア南部に入る事が可能になる。またブルガーコフ国防次官は「鉄道部隊は、南東及び北カフカス鉄道区で、全長122,5キロの複線でかつ電化された鉄道の建設に参加している」と伝えた。

鉄道建設には、およそ900人が参加し、さらに360人以上の軍事技術専門家がこれに加わっている。

先にマクシム・ソコロフ運輸相は「ウクライナ領を迂回する鉄道は、ロシア・ウクライナ関係如何に関わらず建設されなければならない。それは、国境通過による不便さをなくすためだ」と発言している。

また運輸相は「ベルゴロド州とロストフ州の間、プロホロフカ-チェルトコヴォ-バガイスクを結ぶ支線の建設には、ほぼ3年かかり、2018年完成の予定だ。見積もりによれば、その費用は566億ルーブルかかる」と伝えた。

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