その中で大統領は「犠牲者の親族、近しい人々に対し心からの同情と励ましの言葉を送りたい、地震の結果、傷ついたあらゆる人々が一日も早く回復するよう望んでいる」と伝えた。
又リア-ノーヴォスチ通信によれば、非常事態省はすでに、ネパールに対し援助の用意のある事を伝えた。非常事態省は、ネパールの被災地に、ハイチやトルコ、中国での地震の際、援助活動をした経験のある救助隊を派遣する準備ができている。
なお今回の地震では、ロシア市民も被災している。ネパールの山岳地域にいるロシアの登山家19名のグループと、現在連絡が取れない。ロシア登山家連盟のアンナ・ストルボワ報道部長が、FlashNord通信に伝えた。彼女の説明では、同連盟のアンドレイ・ヴォルコフ連盟長を含め、19人が山の中に取り残されている。
先に、インド領内にいるロシア人女性ツーリストの一人が伝えたところでは「登山家らは、ネパール東部の村ルクラから登山に出発、最後に彼らと連絡が取れたのは23日だった」。
25日ネパール中部で、マグニチュード7,9の強い地震がおき、ロイター通信の最も新しい情報によれば、現在確認された死者は688人だが、犠牲者の数はさらに増えそうだ。地震の揺れは、インド北部や中国南部でも体感された。