事件が起きたのは22日、アンドアテギ州。マルレニ・オリヴォさん(54)がマンゴーを投げた瞬間、ちょうどその場所を大統領がバスを運転して通過していた。大統領は新しい交通網が開設されたことを祝うセレモニーに参加している最中だった。ところがバスの窓が開いていたため、マンゴーは大統領の頭の左耳の上を直撃してしまった。
同日、大統領はマンゴー事件について国営テレビ放送で語り、「可能なら私に電話してちょうだい」とかかれたマンゴーは画面に映し出された。オリヴォさんはマンゴーに自分の電話番号を書いていたのだった。
大統領は、顧問らがオリヴォさんとすでに連絡をとったことを話した。「この方は住居問題を抱えておられたため、彼女への住宅配給を認めました。これは『住居問題解決ミッション』プログラムの枠内で譲渡されるものです。」
オリヴァさん後に、悪気があって投げたのではないと語っている。「紙がなかったので、その時手にもっていたものを投げたのです。」オリヴァさんは糖尿病と高血圧に悩まされており、ここ最近は体長不良を訴えており、「自分の家を持つということは、積年の夢でした。」と語っている。