ナルィシキン議長は、次のように述べているー
「ゼマン大統領は、EU諸国がロシア連邦の主体へと合流する事を除外しなかった。ロシアは一度も、ユーラシア経済同盟とEUという二つの地域合同体の統合について述べた事はなかった。そうした問題提起を、私はファンタジーとはみなしていない。なぜならロシアは、欧州の人々と一つの家族であったし、今もそうであるからだ。」
25日、チェコのゼマン大統領は「自分は、ロシアとEU経済の将来的統合という夢を胸に秘めている」とし「ロシアには非常な資源があり、EUには現代的なテクノロジーがある。両者が統合された経済を作り上げる必要がある。そうなれば、すべての国々の発展レベルが伸びるだろう」と指摘した。
ゼマン大統領は、ロシアとの相互関係の諸問題に関し、深く考え抜かれた立場を取っていることで知られている。これまで何度も、すべての国々にとっても有害なものとして反ロシア制裁解除を訴えてきた。