昨年中国ではワイン用ブドウの栽培に79万9千ヘクタールの土地が使用された。これは、102万ヘクタールの首位スペインに次ぐ世界第2位の面積で、79万3千ヘクタールのフランスをついに抜いた。
しかしフランスは、ワインの生産量では世界一を保った。
今や中国は、ワイン作りの世界の主な拠点となりつつあり、急速にワイン用ブドウの栽培面積が増えており、国の農地のすでに約11%がぶどう園だ。この数字は、2000年に比べ4%も増加した。
一方欧州では、ブドウ園の面積は逆に減少している。EUで実施されているブドウ作り政策により、2008年から2011年の間だけで、ワイン用ブドウ園は、9万4千ヘクタールも減った。