オバマ大統領によれば、日米両政府は共同で「ウクライナに対するロシアの侵略に対抗し、『IS』に脅かされている世界の人々を助け、エボラ出血熱と闘う。そしてまず今は,地震に見舞われたネパールの人々を援助する」との事だ。
なおロシア外務省は、これまでロシアに対する西側諸国のあらゆる非難を何度も斥け、彼らの主張が根拠薄弱で現実とは違うものである事に中止を促してきた。
またオバマ大統領は、他の優先課題にも触れ「米国は、日中間の尖閣(中国名;ジャオユイダオ)諸島領有権をめぐる問題で、日本の立場を支持する。また米国は、朝鮮半島の平和的非核化を主張する」と述べた。
こうしたオバマ大統領の発言に対し、安倍首相は特に「日本政府は、米国政府がアジアに顔を向ける事に歓迎だ」と強調し、日米共同の抑止力が強化されることへの確信を明らかにした。