欧州評議会議員会議のコクス議員は、OUN(「ウクライナ民族主義者機構」、バンデラ運動の武装組織)をウクライナ独立の闘士として認めたのは民主主義に反するとも指摘。
コクス議員は、「今年の初め、欧州評議会議員会議の議長団はキエフであなたと会談した。その際、私はあなたに共産党の活動が禁止される恐れはあるかとたずねたが、あなたの回答は、ウクライナにおける同政党の役割を決めるのは選挙民だというものだった。ところが、先日、その法律の採択した結果は、あなたが欧州評議会議員会議に語った内容とは異なっていた」と批判。
ウクライナ政権がステパン・バンデラの追従者らを同国の独立を求めて戦った闘士らと認識した事実については、コクス氏は、「これはファシズムと闘ったあらゆる人、そして非人間的体系の犠牲となった数百万人に対する明らかな、許しがたい扇動である」と指摘している。リアノーボスチ通信が報じた。