ポータル「ロシアの輸出者たち」の報道では、バシコルトスタン共和国から日本へは蜂蜜、プロポリス、ロイヤルゼリー、3億7500万ルーブル(およそ8億5400万円)が供給され、毎年の輸出量は10~150トンに及ぶ計画。
質が高いことで知られるバシコルトスタン共和国産の蜂蜜はすでに米仏、中国、クウェート、モンゴルに輸出されている。同共和国の養蜂業振興コンセプトでは、2015年は商用蜂蜜の生産量を現在の6500トンから8500トンに増産する計画。
バシコルトスタン産蜂蜜の特徴は成分割合に占める水分量がわずか18%と少ないこと。それ以外はすべて果糖、ブドウ糖、たんぱく質など、体によい物質で占められている。
バシコルトスタンには300種を超える花粉を作る種子植物が生息。菩提樹などは、ロシア全土の3分の1がここに集中している。