ザハレンコ氏はメーデーの集会で同共和国の住民らを前にして、次のように演説した。
「いま、私たちは自分たちの若い国家を一生懸命作っている。すべてが簡単に運んでいるわけではないが、この共和国を潰そうという敵の必死の攻撃にもかかわらず、明言したいのは、私たちはすでに新生国を成しており、発展している。私たちは勝ったのだ。」
ザハルチェンコ氏は、ドネツク人民共和国ではインフラの復興が図られ、躍進的な経済発展を行うための前提条件が作られていると語った。
ウクライナ政権は2014年4月、ドンバスにおいてクーデターを不服とする住民らに対する軍事作戦を開始。国連の最新の調査ではこの紛争により6千人を超す犠牲者が出ている。