JAXAの出した声明の中では「ロシアの宇宙貨物船『プログレス』に起きた問題を考慮すれば、ソユーズ43Sによる油井飛行士のISSへの飛行プラン見直し問題は、5月11日以後に国際レベルで調整されるだろう」と述べられている。
その際JAXAは「打上げ日時は今のところ、これまで通りの5月27日04時46分だ」と確認している。
宇宙貨物船「プログレスМ-27М」に不測の事態が起きたのは、今週火曜日の朝で、バイコヌール基地から打上げられた後、同船は、予定された軌道に入れず、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングできなかった。その原因は、今のところ不明だ。
なおロスコスモスは「プログレス」の飛行を続ける事は出来ないと判断し、同船を軌道から外し、海に落下させる決定を下した。