ロシアのラヴロフ外相は、OSCEのダチッチ議長との電話会談で、OSCEはミンスク合意の深刻な違反を直ちに止めるようキエフ当局に要求するべきだと述べた。ラヴロフ外相は、ウクライナ政府に影響を与えるために、ダチッチ議長の権限を使用するよう切に求めた。
ウクライナで活動するOSCEの監視員たちは、「アゾフ」大隊がシロキノ村から4キロの監視所を占拠したと伝えている。またOSCEの2つの護送隊が直接銃撃にさらされたとの情報も入っている。なお、けが人はいない。テレビ「ロシア24」が伝えた。
5月1日、ボランティア大隊「アゾフ」のメンバー約7人が、シロキノ村から4キロのOSCE監視団の監視所を占拠した。
OSCE監視団の拠点の利用に関する通告と、合同管理調整センターのウクライナ軍の将校たちの介入にもかかわらず、「アゾフ」大隊のメンバーたちは拠点の開放を拒否した。