エゴロフ通商代表は、次のように続けたー
「制裁に加わる事で、全部で、確実なところ数十億ドルの損失があるでしょう。中期的見通しでは、その額が100億ドルにまで達する事もありえます。これは、本質的な損失です。
2014年、日本からの輸入で本質的に減ったのは、二つの品目でした。自動車と産業機械です。落ち込んだ主な原因は、ルーブルの下落です。日本経済にとって、これは数十億ドルの損失です。」
日本の財務省のデータによれば、昨年度、日本のロシアからの輸入額は、222億ドルで、そのうちの多くの部分182億6千万ドルは、液化ガスなど炭化水素燃料の輸入だった。またロシアへの輸出は、約82億ドルで、ロ日間の貿易取引高は約304億ドルだった。
なおおととし2013年度のロ日間の貿易取引高は、ロシアからの輸入が238億ドル、ロシアへの輸出が110億ドルで、合計348億ドルに達していた。