「思慮に欠けることだと思う。むしろ情勢は悪化する。必要なのは、国連の仲介で対話を早期に再開することだ」。木曜、イエメンが国際社会に地上作戦の展開を求めたことについて質問を受け、チュルキン大使はこう述べた。
チュルキン氏によれば、ロシアはイエメンについて地域諸国とともに作業を続けている。「ここ最近は、私はペルシャ湾岸アラブ諸国協力会議と良好かつ活発な接触を持っている。サウジアラビアやカタールの国連大使とも良い会合を持った。我々は、対話の早期再開が必要だ、と言う点で一致した」とチュルキン氏。
「我々はイエメンが近いうちにすべての暴力を停止し、対話が再開するよう期待している」とチュルキン氏。チュルキン氏はまた、元イエメン担当国連特別大使ジャマル・ベノマル氏が対話のための良い土壌を作ったこと、それに復帰する必要があることを強調した。
国連安保理は水曜、イエメンのハレダ・アリエマニ国連大使より、イエメンで地上軍事作戦を展開するよう求める書簡を渡された。イエメン国連大使は国際社会に対し、「イエメンを救うために、早急に地上軍を投入してほしい」と呼びかけた。