事務総長は9日、クレムリンでプーチン大統領と会談し、「私は今日、この式典に参加した人々の誇りに満ちた顔を見た。兵士だけでなく、一般の人々の平和への忠誠を目にした。自らがその証人になったことを嬉しく思う」と語った。
パン事務総長は、「この成果」についてロシア大統領を祝福したい、と指摘した。
事務総長は、「パレードのあと、私は町の通りに残っていた数十万人の人たちを目にした。私は初め、彼らがロシア政府に対するデモを行っているのかと思った。しかしその後、そうではなく、反対に彼らがロシア政府を歓迎していると確信した」と述べ、「私は人々が誇りをもってそれを行っているのを見た。私は彼らの顔が誇りに満ちているのを見た。彼らは国連代表団が側を通り過ぎた時に、我々に手を振った。私たちはとても気分がよかった」と語った。
そして事務総長はプーチン大統領に、「そのため私は、貴方は実際に、この国民の愛情に値すると思っています」と述べた。
パン事務総長は会談の冒頭、プーチン大統領にロシア語で、「私は再びモスクワにいることがとても嬉しいです。招いてくださり、ありがとうございます」と語った。そして事務総長は英語で、「ナチス・ドイツに対する勝利の祝賀に参加することは(私にとって)大きな名誉です。私たちは、貴方が私たちを招待してくださったことにとても感謝しています」と述べた。