ホワイトハウス構成員の職能に対する低評価の発端はTPP合意への調印。トランプ氏はこれを「失態」と呼ぶ。同氏によれば、米国と太平洋地域11カ国を含む自由貿易圏に関する合意は米国企業に害を与える。西側メディアは氏の言葉をこう伝える。「新合意は失態だ。彼らは(米国企業に害を与えるところの)為替操作について語らない。しかし為替操作こそは、それによって地域の全ての国が我々を零落させようとするところの道具なのだ」。
米大統領府の役割についてトランプ氏は、「無能な政権である。彼らは子供だ」と述べた。
トランプ氏はこれまでもオバマ大統領の活動について公然と自らの意見を表明してきた。大統領には指導者としての資質がなく、オバマ氏の双肩にはファーガソン氏の迫害事件に関する責任がかかっている、などの発言があった。オバマ氏が政権についたことで米国における人種問題はむしろ深刻化した、とも。