しかし誰もが魚を食べられるわけではない。今日、多くの民族が、蛋白質を肉からとっている。中で最もポピュラーなのが牛肉である。
中国の学者らは新しい研究で、魚のよいところと肉を人工的に結合させ、長鎖脂肪酸を多く含む牛肉を開発した。研究の概要がプレス向けにリリースされた。
今回の研究の責任者であるグン・チェン氏によれば、方法論はまだ完成には程遠い。しかし最初の一歩がこうして踏み出された以上は、人体に有益な成分を多く含む食物の開発に、間もなく学者らも習熟していくことだろう、と同氏。
チャン氏とそのチームによる研究の結果はBiotechnology Letters誌掲載論文に紹介されている。