在日ロシア大使館の代表者は、「2つのグループの訪問は確かに中止された。この件について我々は組織者にしかるべき通知を行った。原因は、今年のビザなし交流プログラムの手続きだ。手続きはまだ終わっていない」と述べた。
ロシアと日本のビザなし交流の枠内における訪問を担当する日本側の2つの組織は、ロシア側による日本人の受け入れ準備が終了していないため、5月15日と19日に予定されていた国後と色丹への訪問が行われないと伝えた。
15日、日本の岸田外相は、5月に行われる予定だったビザなし交流が中止になったことについて、残念に思っていると述べ、遺憾の意を表した。
ロシアの南クリルの住民と日本の間のビザなし交流は、両国民の相互理解を促進するための政府間合意に基づいて、1992年に始まった。1992年から国後、色丹、択捉、小クリル列島の島々を約2万人の日本人が訪れた。