「プロトンM」ロケット 飛行中に異常事態発生

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メキシコの通信衛星MexSat-1を「プロトンM」ロケットを使って地球周回軌道上に乗せるさい、3段目のエンジンに異常事態が発生した。リア-ノーヴォスチ通信が、宇宙飛行関係筋の情報として伝えた。

それによれば「今のところ、一体何が起きたのかはっきりしていないが、予定された時間での、運搬用ロケット3段目からの衛星切り離しは、あらゆる事から判断して行われなかった」との事だ。

また伝えられたところでは、衛星切り離しの1分前、運搬用ロケットの遠隔測定が不可能になり、メキシコの通信衛星MexSat-1は失われた。

MexSat-1は、メキシコと南米中央部の通信サービスを保障するためのもので、軌道上で15年間、その役目を果たすはずだった。

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